摘芯を行い、より多くの伯州綿を収穫しましょう!
こんにちは!
仲里です。
先日、伯州綿の花が咲きました!
今年初!
もう時期、梅雨明けでしょうか。
花芽の量が増え、花が咲きだすのが待ち遠しいですね。
( `ー´)ノ

今回は摘芯についてご紹介いたします!
こちらで行っている摘芯方法です。
他にも様々な方法で行われていますので、参考程度にご覧頂けますと、幸いです。

それでは、行ってみましょう!
摘芯とは、
植物の生長点を摘み取ることをいいます。
綿木の頂点を摘むことにより、側枝の生長が促進され、より多くのコットンボールができるようになります。

方法を端的にお伝えすると、
綿木の高さが、70cm位のときに、一番高い位置の先端を摘み取ります。
綿木の最も上に伸びている部分(頂芽)の成長点を摘まんで、摘芯を行います。
この柔らかい茎の部分から、手で摘み取って行きます。

この時に注意することは、「摘芯する位置は、一番上の側枝から、可能な限り離す。」と言う点です。
この理由は、あまりに摘芯位置が側枝に近いと、近くの側枝が健全に生長しない場合があるためです。

綿木によって、生長の違いが出てきます。
そのため、70cmに達していなくても、摘芯を行うようにしています。

また、側枝から出ている花芽の数も一つの目安となります。
たとえば、綿木が70cmに達していなくても、下の方の側枝に花芽が4、5個ついている場合も摘芯を行なう判断基準となります。

以上、こちらで行っている「摘芯」方法を、簡単にご紹介いたしました!
と、まだまだ終わりません!
今回は、摘芯について、もう少し突っ込んでみようと思います。
ここからは、かなりマニアックなお話です。(笑)
上手く紹介できるどうか。。。心配です。
それでは第二部!元気良く、いってみましょう!
摘芯を行う位置は、基本的には頂上の新芽ですが、このたびは「側枝の数」に注目したいと思います。
ますは、綿木のイラストをご覧ください。
このイラストの数字をもとに、説明をしていきます!
(^_^;)
この図は、摘芯時期の綿木をイラスト化したものです。

「側枝」を数えて、「摘芯」を行う方法をご紹介いたします。
こちらでは、「側枝」の数を6本~8本残すように「摘芯」を行っています。
「側枝」を残す本数で、綿の収穫量と質を理想的なものにすることができます。

「側枝」とは「綿」が実る枝のことを言います。
「側枝」は、「花が結実し、果実(綿)ができる枝」ということで、別名「結果枝」とも呼ばれます。

イラストの「側枝」は、発生した順に番号を付けています。
1が最初に発生した「側枝」、8が最後に発生した「側枝」といった具合です。
(便宜上、最初に発生した「側枝」を「側枝1」とします。)
通常「側枝1」は、主軸から発生している「本葉5」の付け根から発生しています。

「側枝1」から上方向に数えていきます。
「側枝」を数える際に、注意することは、
「側枝1」よりも下段に発生する「側枝」の存在です。
多くの場合、「側枝1」の下段にも、徐々に小さい「側枝」が発生してきます。
(イラストでは、青い点線で囲った部分です。)
この「側枝」には、通常、良い綿が実らず、「花芽」も付かないものが多いです。
そのため、「側枝1」よりも下段の「側枝」は、「摘芯」と同時に、取り除いてしまうことも一つの方法です。

「本葉」や「側枝」が発生した順番が曖昧な場合は、以下の二つに注目すると良いかもしれません。
一つ目は、「側枝」に「花芽」が付いているかどうかです。
前述のように、「側枝1」より、下段の「側枝」には殆ど「花芽」が付きません。

二つ目は、「側枝」の近くの「本葉」の形を観察することです。
おおよそ「本葉3,4」は比較的丸っこい形をしています。
対して「本葉5,6」は、比較的鋭い形をしています。
葉の大きさも「本葉3,4」に比べて、「本葉5,6」の方が大きいです。
こちらが、「本葉3,4」

こちらが、「本葉5,6」
この「本葉5,6」近くから発生している「側枝」が、「側枝1」となります。
「ザ・伯州綿の葉」って感じで、とてもイケメンな葉っぱです!
('ω')ノ

一般的に「摘芯」の時期は、土用中に終わらせるのが良いとされています。
「側枝」の数が少なくても、背丈が70cm未満でも、「摘芯」は土用中に行いましょう!
以上、「側枝」を数えて、「摘芯」を行う方法をご紹介しました!
上手く、お伝えできたでしょうか?
何となく思ったことは、
頂点を摘む「摘芯」は、生長させる「側枝」の数を決めること。と考えると分かりやすいかもしれませんね。
(*^_^*)
今回、ご紹介した方法以外にも様々な「摘芯」の方法があると思います。
説明イラストでは、8本の「側枝」を残していますが、場合によっては、6本や7本でも「摘芯」を行います。
色々な方法を試して実験するのも、面白いかもしれません。
このたびご紹介した方法が少しでも参考になりましたら、幸いです。
m(__)m
では、また!
伯州綿の日々生長が確認できる「生長カレンダー」も見てやって下さい。
宜しくお願いします!
「伯州綿の生長カレンダー」も、お見逃しなく!
伯州綿の生長カレンダー←こちらから

フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
境港地域おこし協力隊・伯州綿フェイスブック←こちらから
仲里です。
先日、伯州綿の花が咲きました!
今年初!
もう時期、梅雨明けでしょうか。
花芽の量が増え、花が咲きだすのが待ち遠しいですね。
( `ー´)ノ

今回は摘芯についてご紹介いたします!
こちらで行っている摘芯方法です。
他にも様々な方法で行われていますので、参考程度にご覧頂けますと、幸いです。

それでは、行ってみましょう!
摘芯とは、
植物の生長点を摘み取ることをいいます。
綿木の頂点を摘むことにより、側枝の生長が促進され、より多くのコットンボールができるようになります。

方法を端的にお伝えすると、
綿木の高さが、70cm位のときに、一番高い位置の先端を摘み取ります。
綿木の最も上に伸びている部分(頂芽)の成長点を摘まんで、摘芯を行います。
この柔らかい茎の部分から、手で摘み取って行きます。

この時に注意することは、「摘芯する位置は、一番上の側枝から、可能な限り離す。」と言う点です。
この理由は、あまりに摘芯位置が側枝に近いと、近くの側枝が健全に生長しない場合があるためです。

綿木によって、生長の違いが出てきます。
そのため、70cmに達していなくても、摘芯を行うようにしています。

また、側枝から出ている花芽の数も一つの目安となります。
たとえば、綿木が70cmに達していなくても、下の方の側枝に花芽が4、5個ついている場合も摘芯を行なう判断基準となります。

以上、こちらで行っている「摘芯」方法を、簡単にご紹介いたしました!
と、まだまだ終わりません!
今回は、摘芯について、もう少し突っ込んでみようと思います。
ここからは、かなりマニアックなお話です。(笑)
上手く紹介できるどうか。。。心配です。
それでは第二部!元気良く、いってみましょう!
摘芯を行う位置は、基本的には頂上の新芽ですが、このたびは「側枝の数」に注目したいと思います。
ますは、綿木のイラストをご覧ください。
このイラストの数字をもとに、説明をしていきます!
(^_^;)
この図は、摘芯時期の綿木をイラスト化したものです。

「側枝」を数えて、「摘芯」を行う方法をご紹介いたします。
こちらでは、「側枝」の数を6本~8本残すように「摘芯」を行っています。
「側枝」を残す本数で、綿の収穫量と質を理想的なものにすることができます。

「側枝」とは「綿」が実る枝のことを言います。
「側枝」は、「花が結実し、果実(綿)ができる枝」ということで、別名「結果枝」とも呼ばれます。

イラストの「側枝」は、発生した順に番号を付けています。
1が最初に発生した「側枝」、8が最後に発生した「側枝」といった具合です。
(便宜上、最初に発生した「側枝」を「側枝1」とします。)
通常「側枝1」は、主軸から発生している「本葉5」の付け根から発生しています。

「側枝1」から上方向に数えていきます。
「側枝」を数える際に、注意することは、
「側枝1」よりも下段に発生する「側枝」の存在です。
多くの場合、「側枝1」の下段にも、徐々に小さい「側枝」が発生してきます。
(イラストでは、青い点線で囲った部分です。)
この「側枝」には、通常、良い綿が実らず、「花芽」も付かないものが多いです。
そのため、「側枝1」よりも下段の「側枝」は、「摘芯」と同時に、取り除いてしまうことも一つの方法です。

「本葉」や「側枝」が発生した順番が曖昧な場合は、以下の二つに注目すると良いかもしれません。
一つ目は、「側枝」に「花芽」が付いているかどうかです。
前述のように、「側枝1」より、下段の「側枝」には殆ど「花芽」が付きません。

二つ目は、「側枝」の近くの「本葉」の形を観察することです。
おおよそ「本葉3,4」は比較的丸っこい形をしています。
対して「本葉5,6」は、比較的鋭い形をしています。
葉の大きさも「本葉3,4」に比べて、「本葉5,6」の方が大きいです。
こちらが、「本葉3,4」

こちらが、「本葉5,6」
この「本葉5,6」近くから発生している「側枝」が、「側枝1」となります。
「ザ・伯州綿の葉」って感じで、とてもイケメンな葉っぱです!
('ω')ノ

一般的に「摘芯」の時期は、土用中に終わらせるのが良いとされています。
「側枝」の数が少なくても、背丈が70cm未満でも、「摘芯」は土用中に行いましょう!
以上、「側枝」を数えて、「摘芯」を行う方法をご紹介しました!
上手く、お伝えできたでしょうか?
何となく思ったことは、
頂点を摘む「摘芯」は、生長させる「側枝」の数を決めること。と考えると分かりやすいかもしれませんね。
(*^_^*)
今回、ご紹介した方法以外にも様々な「摘芯」の方法があると思います。
説明イラストでは、8本の「側枝」を残していますが、場合によっては、6本や7本でも「摘芯」を行います。
色々な方法を試して実験するのも、面白いかもしれません。
このたびご紹介した方法が少しでも参考になりましたら、幸いです。
m(__)m
では、また!
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