伯州綿の布団で寝てみたい!~布団作り編~
こんにちは!
仲里です。
やっと伯州綿の布団が完成しました!

前回は、伯州綿の綿打ちを紹介しました。
伯州綿の布団で寝てみたい!~綿打ちの巻~
今回は、
「綿打ち」をされて、ふわふわになった伯州綿が、どのようにして布団として出来上がるのかを紹介いたします!!

それでは、さっそく見ていきましょう!
先ずは、綿を包む外側の生地、通称「がわ」と呼ばれています。
今回の「がわ」は、薄手のコットン生地を使用します。

このたび、お願いしたものは、掛け布団、夏掛け布団、敷布団の3枚セットです。
夏でも、冬でも「伯州綿布団」をつかえるように、少し欲張ってみました。

まずは、綿打ちで出来上がったシート状の伯州綿を敷いて行きます。

非常に気を使う所だそうで、均等にシートを配置していくことは熟練の技が必要です。

私も、均等、不均等を確認させていただきましたが、全くわからなかったです。
綿打した直後の伯州綿は、本当にフカフカで、触っている感覚が無かったです。
(恐らく目をつぶって触ったら、綿に触れていることも気が付かないくらいです。)
匠の技でササっと綿を敷き詰めていきます。
角は折り曲げやすいように、少し契ります。


端の綿を丁寧に折り曲げて厚さを持たせます。
そうすることで、仕上げのステッチを掛ける際に、布団の厚さが均等になるのだそうです。

はい! 伯州綿が敷き詰められました!
見た目にもフカフカ、ふわふわですね。

何度も言いますが、見た目以上にフカフカ、ふわふわなんです!
とても驚きました。
さっ。ここからは早業です。
今思うと、マジックショーのようでした。
何がどうなっているんでしょうか?
これからどうなるのかなぁ~と思っていたら、
いきなり
ビニールシートをバッと広げ、布団をグルグルッ!。

「がわ」をギュッギュッ。 ひっくり返して、ビニールをシュッ!って感じです。


何となくご理解いただけましたでしょうか?
「え!分からない」ですか。
つまり、「バッ。グルグルッ!ギュッギュッ。シュッ!」ということです。
私はこの作業を 「布団のイリュージョン」 だと理解しています。(・∀・)!
布団の角まで伯州綿が満たされるように、ギュッギュッ。
角をパン!パン!

角まで、きっちりと伯州綿を詰めていきます。

ここで大型のミシンを使い、中縫いをします。


最後の仕上げは、手縫いでチクチク。

布団を広げて、伯州綿を端まで、いきわたらせる作業に入ります。
写真では少し分かりずらいですが、布団端を少し持ち上げで、下側の生地を指でつまんで弾きます。

その音は、小さく「ポンっポンっ」という感じで、とても心地よいリズムです。

このリズムで、ゆっくり丁寧に、布団の端をぐるっと一周。
布団の端を、伯州綿で満たします。

さっ、布団の全貌が見えてきました!
最後は仕上げです。
掛け布団と敷布団ではそれぞれ仕上げが異なります。
このたびは、掛け布団の仕上げを紹介しますね。(^.^)
掛け布団仕上げは、
端は「ステッチ」。
内側は「和綴じ(わとじ)」でお願いをしました。
最初に、布団の端にステッチを打って行きます。
二人がかりで慎重に作業を行います。


はい!これで四方がステッチで囲われました。
お次は「和綴じ」です!

「和綴じ」の機械もこんなに大きいんです。
四方のステッチ掛けが終わったら、内側に「和綴じ(わとじ)」をして行きます。

こちらも、特殊な巨大なミシンです。
「和綴じ」専用のミシンです。

次々に「和綴じ」が施されていきます。
一点止めのような感じで、良く座布団等にみられる可愛らしいデザインですね。
機能的デザイン性高い「和綴じ」は、とても素敵なディテールです。
まるで、布団の上で、「田植え」をしている様です。
最後は、手で結び目をギュッとします。

はい!
伯州綿の布団ができました!
デザイン的にも、とても素敵です。

写真にはないですが、実はこの場で、出来上がったばかりの布団をかけて寝てみたんです。
「ふわふわだー!」とか言いたかったんですが、何も感じなかったんです。
重さも感じなかったんですよ。
ただ後から、じんわりと暖かさが伝わってくる感じでした。
不思議な感覚でした。(^_^;)

さっ、今後、伯州綿の布団を使い倒していきますよー。
後程、伯州綿の布団がどんな感じなのか、紹介していきますね。
それには少々のお時間をいただきたく思います!
PS.
伯州綿畑は、5月の種まきに向けて準備中です。
ゴールデン・ウィークを過ぎた頃から、本格的に栽培のスタートです。!(^^)!

ではまた!
フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
境港地域おこし協力隊・伯州綿フェイスブック←こちらから
仲里です。
やっと伯州綿の布団が完成しました!

前回は、伯州綿の綿打ちを紹介しました。
伯州綿の布団で寝てみたい!~綿打ちの巻~
今回は、
「綿打ち」をされて、ふわふわになった伯州綿が、どのようにして布団として出来上がるのかを紹介いたします!!

それでは、さっそく見ていきましょう!
先ずは、綿を包む外側の生地、通称「がわ」と呼ばれています。
今回の「がわ」は、薄手のコットン生地を使用します。

このたび、お願いしたものは、掛け布団、夏掛け布団、敷布団の3枚セットです。
夏でも、冬でも「伯州綿布団」をつかえるように、少し欲張ってみました。

まずは、綿打ちで出来上がったシート状の伯州綿を敷いて行きます。

非常に気を使う所だそうで、均等にシートを配置していくことは熟練の技が必要です。

私も、均等、不均等を確認させていただきましたが、全くわからなかったです。
綿打した直後の伯州綿は、本当にフカフカで、触っている感覚が無かったです。
(恐らく目をつぶって触ったら、綿に触れていることも気が付かないくらいです。)
匠の技でササっと綿を敷き詰めていきます。
角は折り曲げやすいように、少し契ります。


端の綿を丁寧に折り曲げて厚さを持たせます。
そうすることで、仕上げのステッチを掛ける際に、布団の厚さが均等になるのだそうです。

はい! 伯州綿が敷き詰められました!
見た目にもフカフカ、ふわふわですね。

何度も言いますが、見た目以上にフカフカ、ふわふわなんです!
とても驚きました。
さっ。ここからは早業です。
今思うと、マジックショーのようでした。
何がどうなっているんでしょうか?
これからどうなるのかなぁ~と思っていたら、
いきなり
ビニールシートをバッと広げ、布団をグルグルッ!。

「がわ」をギュッギュッ。 ひっくり返して、ビニールをシュッ!って感じです。


何となくご理解いただけましたでしょうか?
「え!分からない」ですか。
つまり、「バッ。グルグルッ!ギュッギュッ。シュッ!」ということです。
私はこの作業を 「布団のイリュージョン」 だと理解しています。(・∀・)!
布団の角まで伯州綿が満たされるように、ギュッギュッ。
角をパン!パン!

角まで、きっちりと伯州綿を詰めていきます。

ここで大型のミシンを使い、中縫いをします。


最後の仕上げは、手縫いでチクチク。

布団を広げて、伯州綿を端まで、いきわたらせる作業に入ります。
写真では少し分かりずらいですが、布団端を少し持ち上げで、下側の生地を指でつまんで弾きます。

その音は、小さく「ポンっポンっ」という感じで、とても心地よいリズムです。

このリズムで、ゆっくり丁寧に、布団の端をぐるっと一周。
布団の端を、伯州綿で満たします。

さっ、布団の全貌が見えてきました!
最後は仕上げです。
掛け布団と敷布団ではそれぞれ仕上げが異なります。
このたびは、掛け布団の仕上げを紹介しますね。(^.^)
掛け布団仕上げは、
端は「ステッチ」。
内側は「和綴じ(わとじ)」でお願いをしました。
最初に、布団の端にステッチを打って行きます。
二人がかりで慎重に作業を行います。


はい!これで四方がステッチで囲われました。
お次は「和綴じ」です!

「和綴じ」の機械もこんなに大きいんです。
四方のステッチ掛けが終わったら、内側に「和綴じ(わとじ)」をして行きます。

こちらも、特殊な巨大なミシンです。
「和綴じ」専用のミシンです。

次々に「和綴じ」が施されていきます。
一点止めのような感じで、良く座布団等にみられる可愛らしいデザインですね。
機能的デザイン性高い「和綴じ」は、とても素敵なディテールです。
まるで、布団の上で、「田植え」をしている様です。
最後は、手で結び目をギュッとします。

はい!
伯州綿の布団ができました!
デザイン的にも、とても素敵です。

写真にはないですが、実はこの場で、出来上がったばかりの布団をかけて寝てみたんです。
「ふわふわだー!」とか言いたかったんですが、何も感じなかったんです。
重さも感じなかったんですよ。
ただ後から、じんわりと暖かさが伝わってくる感じでした。
不思議な感覚でした。(^_^;)

さっ、今後、伯州綿の布団を使い倒していきますよー。
後程、伯州綿の布団がどんな感じなのか、紹介していきますね。
それには少々のお時間をいただきたく思います!
PS.
伯州綿畑は、5月の種まきに向けて準備中です。
ゴールデン・ウィークを過ぎた頃から、本格的に栽培のスタートです。!(^^)!

ではまた!
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