”てぬぐいひらひら”あれこれ。
こんにちは!
仲里です。
イベントの情報をお届けいたします。
名付けて 『 ”てぬひら”あれこれ 』
主役の手拭いたちも続々と集まってきています。
今回は海や魚の柄が多く、とても境港らしい”ひらひら”になりそうです。

これからがイベント準備のラストスパートという感じです。
皆さまも”てぬぐいひらひら”宣伝のご協力何卒、宜しくお願います。
それでは、イベントにまつわる紹介を順次させて頂きます。
紹介したい内容が盛りだくさんですので、イベント開催まで、お付き合い願います。
(流し読みで構いません。(笑))
まずは、今回の主役である、手拭いについて。
手拭いと言ったら、パっと頭に思い浮かぶものは、色んな柄、サイズ、薄い生地等ではないでしょうか?
おそらく一番印象が強いであろう、色の付け方についてご紹介いたします。

冒頭からですが、手拭いの色の付け方は様々なので、全ては紹介できません!
今回は「境港手拭」はこのような方法で出来上がっているというものに留めさせてください。
長々と書きましたが、それではようやく今回のタイトルコール!
”手拭の染工場に行ってきたよ!”です。


今回紹介しますのは、「注染」という昔ながらの伝統的技法の紹介です。
注染とは、
日本の染色技法のひとつであり、主に手拭いに使用されています。
手拭いを一度に何枚も染めることができ、型や防染糊を使用し、染め上げる方法です。
それでは、その工程を見ていきましょう!

手拭いは様々な柄や色で作成することが多いため、柄や色をクッキリと分けるための作業を行います。
先ず最初に、防染(ぼうせん)をするために糊を塗りつける作業を行います。
こちらが防染するための糊です。
樽にいっぱい!

生地の上に、柄の型を置き、防染するために糊を塗り付けていきます。
(シルクスクリーンや手捺染のような方法で糊を付けていきます。)

白い生地に型を置き、

木のヘラで ” サーッ ”って感じです。

型を一旦、持ち上げて、次の白生地を用意して ”サーッ” 。

この作業を一枚一枚丁寧に行ってきます。
私も挑戦させてもらいましたが、とても難しい作業でした!
”サーッ”って感じにはなりませんでした。
次は、染色の工程に移ります。
年期の入った道具たち。


先ほど、防染した生地を重ね、上から 「土手」 と呼ばれる防染糊で囲いをつくります。

「土手」 は使用する色ごとに増やしていき、どんどん柄を囲って行きます。
まるでパティシエのような鮮やかな作業です。

「土手」の中に染料を注いで行きます。


染が終わったら、「土手」を取り除きます。
生地が乗っている台には、バキューム機能がありまして、一気染料を下へ浸透させることができるんです。
この「土手」によって、色が混ざることを防ぐことができ、一度に何枚も染付けができてしまうのです。

この技法により、表と裏も同じように染めることができるのですね。
この作業が終わったら、防染糊を水洗いで落として行きます。

ハイ! 綺麗に洗いができました。
まるで湯上りのようですですね!

洗われた手拭いたちが、” ひらひら ”と棚引きます。

ようやく、良く目にする手拭いが出来上がりましたね。
このようにして、手拭いは染められていたんですね。
まだまだ、「”てぬぐいひらひら”あれこれ」は続きますので、次回をお楽しみに!
ではまた!
フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
境港地域おこし協力隊・伯州綿フェイスブック←こちらから
仲里です。
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名付けて 『 ”てぬひら”あれこれ 』
主役の手拭いたちも続々と集まってきています。
今回は海や魚の柄が多く、とても境港らしい”ひらひら”になりそうです。

これからがイベント準備のラストスパートという感じです。
皆さまも”てぬぐいひらひら”宣伝のご協力何卒、宜しくお願います。
それでは、イベントにまつわる紹介を順次させて頂きます。
紹介したい内容が盛りだくさんですので、イベント開催まで、お付き合い願います。
(流し読みで構いません。(笑))
まずは、今回の主役である、手拭いについて。
手拭いと言ったら、パっと頭に思い浮かぶものは、色んな柄、サイズ、薄い生地等ではないでしょうか?
おそらく一番印象が強いであろう、色の付け方についてご紹介いたします。

冒頭からですが、手拭いの色の付け方は様々なので、全ては紹介できません!
今回は「境港手拭」はこのような方法で出来上がっているというものに留めさせてください。
長々と書きましたが、それではようやく今回のタイトルコール!
”手拭の染工場に行ってきたよ!”です。


今回紹介しますのは、「注染」という昔ながらの伝統的技法の紹介です。
注染とは、
日本の染色技法のひとつであり、主に手拭いに使用されています。
手拭いを一度に何枚も染めることができ、型や防染糊を使用し、染め上げる方法です。
それでは、その工程を見ていきましょう!

手拭いは様々な柄や色で作成することが多いため、柄や色をクッキリと分けるための作業を行います。
先ず最初に、防染(ぼうせん)をするために糊を塗りつける作業を行います。
こちらが防染するための糊です。
樽にいっぱい!

生地の上に、柄の型を置き、防染するために糊を塗り付けていきます。
(シルクスクリーンや手捺染のような方法で糊を付けていきます。)

白い生地に型を置き、

木のヘラで ” サーッ ”って感じです。

型を一旦、持ち上げて、次の白生地を用意して ”サーッ” 。

この作業を一枚一枚丁寧に行ってきます。
私も挑戦させてもらいましたが、とても難しい作業でした!
”サーッ”って感じにはなりませんでした。
次は、染色の工程に移ります。
年期の入った道具たち。


先ほど、防染した生地を重ね、上から 「土手」 と呼ばれる防染糊で囲いをつくります。

「土手」 は使用する色ごとに増やしていき、どんどん柄を囲って行きます。
まるでパティシエのような鮮やかな作業です。

「土手」の中に染料を注いで行きます。


染が終わったら、「土手」を取り除きます。
生地が乗っている台には、バキューム機能がありまして、一気染料を下へ浸透させることができるんです。
この「土手」によって、色が混ざることを防ぐことができ、一度に何枚も染付けができてしまうのです。

この技法により、表と裏も同じように染めることができるのですね。
この作業が終わったら、防染糊を水洗いで落として行きます。

ハイ! 綺麗に洗いができました。
まるで湯上りのようですですね!

洗われた手拭いたちが、” ひらひら ”と棚引きます。

ようやく、良く目にする手拭いが出来上がりましたね。
このようにして、手拭いは染められていたんですね。
まだまだ、「”てぬぐいひらひら”あれこれ」は続きますので、次回をお楽しみに!
ではまた!
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