こんにちは!
仲里です。
久しぶりのブログ更新です。
もう、冬になり、伯州綿の収穫は終わりを迎えています。
最近の朝は、とっても寒いですね♪

今回の話題は、「伯州綿が弾ける」動画撮影の「裏側」です。(^_^)/
長いブログとなっていますので、しばしの間、お付き合い願います。m(__)m
(是非、お茶などを飲みながら・・・・。)
今年は、5月の種まきから9月下旬の収穫までを、「伯州綿の生長カレンダー」としてWEBにて公開しておりました。
伯州綿の生長カレンダー←こちらから
その作成にあたり、いくつかの目的がありました。
その一つが「伯州綿が弾ける様子を動画に収める。」でした。

今回は動画撮影の「裏側」をご紹介したいと思います。
それでは行ってみましょう!
動画の撮影に慣れていなかったもので、使用する道具や撮影する場所の選定からはじめました。
機材は、カメラ、三脚、長時間の撮影をするための大容量SDカード、アダプタ。
場所は、毎日撮影を行うため、自宅は必須。カメラが雨に濡れない場所。
そういったことを考慮し、このような場所を選定しました!
自宅の隅っこです。(笑)

前置きとしまして、
伯州綿が弾けるまでには段階があります。
花が咲き→コットンボールが実り→伯州綿が弾けます。
まず、前段階として、「開花」で撮影の練習をしようと考えました。
毎日、花が咲きそうな蕾をチェックしていました。
(咲く子は居ねが、咲く子は居ねが・・)

一番最初に咲きそうな蕾を見つけて、毎日観察をしていたのですが、不運な事に、3日間の出張の間に咲き終わっていました。
初花を見逃すとは、非常にショックな出来事でした。

気を取り直して、次の花を探します。
(咲く子は居ねが、咲く子は居ねが・・)
これは咲そうだと思いカメラを設置。
時間は帰宅後の18時頃だったと思います。

カメラの位置とライトの調節、結構手間がかかりました。(^_^;)

花が咲いたのは、次の日の明け方。
最初にしては、良い動画が撮れました!

その後のいくつかの「開花」を撮影。
ここで分かったことは、ほとんどの伯州綿の花は夕方から咲き始め、明け方に完全に開きます。その後当日の夕方には、萎んで枯れていきます。
この間(約12時間)に、受粉が行われているんですね。
ちょっとびっくりです。(^_^;)
虫たちが受粉を手伝っているのか、または自家受粉が行われているのか。(未検証です。)

このような具合で、「開花」の撮影は問題なく終えることが出来ました。
「開花」から伯州綿が弾けるまでの期間で、伯州綿の害虫である「ハマキ虫」を撮影したりと、しばしの練習期間が続きました。

この動画は長く地味ですが、「ハマキ虫」がコミカルに動くので、見ていて楽しいです。(^.^)

徐々に「コットンボール」が大きくなり、もうじき弾けても良いかなと思い、観察をしていました。
(弾ける子は居ねが、弾ける子は居ねが・・)
綿の弾け方が、わからなかったこともあり、これが「弾ける?」あれが「弾ける?」など迷う日々が続きました。

ようやく裂けはじめているコットンボールを見つけました!
最初に花が咲いたものでした。
これも時間は帰宅後の18時頃でした。

意気揚々と「開花」撮影と同じように機材をセット。
これで、完璧と思いながら、撮影を見守ります。

「明日には綺麗な「伯州綿」が見れるかなぁ。」っとソワソワしていました。
30分おきに様子を見に行きました。(伯州綿界のソワリスト((笑)))

就寝時間になってもあまり動きがありませんでした。
朝になっても動きが見れず・・・。
夕方の帰宅後も、動きが見れず・・・。
徐々に、実が開いているのは分かりますが、期待していたのとは全く違いました。

問題は、「日当たり」でした。
今回、撮影した場所は、雨風がしのげる日陰の場所。
「開花」の撮影は、夜から明け方に行われていたので、暗い場所でも問題ありませんでした。

ここで少し考えました。
一般的に「綿」は、気温が高く、乾燥している時に「弾ける」と言われています。
基本的なことを、うっかり忘れていました。
(伯州綿界のウッカリスト)

それで早速、伯州綿を日の当たる場所に移動しました。
自宅の裏庭です。(^_^;)

ここで困ったことは、カメラの保護です。
カメラは長時間直射日光にさらすことはできませんし、外出中に雨が突然降ることもあります。
「カメラをどのようにして雨風から守るか。」と考えた結果、こんな感じになりました!(*_*)

「なに、これ?」
そう、家の中に三脚を立ててしまうという安易な発想。
外から見たらこんな感じ。

窓をちょっと開けて、隙間はビニールテープでカバーします。
これが、アウトかセーフかは、皆様次第です。(^_^;)
(何となくですが、ギリギリアウトですね!)
その時の私は、「これで、完璧!」っと思い、撮影スタート。
それで撮影できたのが、ブレブレの「開絮」動画でした。
「あれ?困ったな。
早回しをすると全く分からない。(^_^;)」
問題は、「風」でした。
後々に分かったことですが、伯州綿は、2,3日かけてゆっくりと弾けます。
そのため、動画にする際は、「早回し」をします。
被写体が、一定の場所にあれば、問題なく、動画の「早回し」が出来ます。
ですが、風の影響により上下左右に動く場合、「早回し」をすると何を撮影したか分からないくらいブレブレの動画になってしまいます。
「早回し動画」としては、完全にアウトでした⤵

「どうやったら、上手く撮影できるかなぁ」と、しばし熟考。
伯州綿が弾ける動画を撮影するには、以下の2点が必須でした。
・太陽の日にあてる。(温める。)
・「コットンボール」が風で動いてはいけない。
うぅ~ん・・・。
以上を踏まえたら、こんな感じになりました!(笑)

園芸用のビニールハウスを購入し、風や雨をしのぐという安易な発想・・・・。
これが、アウトかセーフかは、皆様次第です。(^_^;)
その時の、私は「これで、完璧!」っと思い、撮影スタート。
夜の撮影は、このような感じ。
夏なので、光に虫が集まってきます。(笑)
(想定していた虫の数よりは、少なかったので一安心でした。)

月の光の中、「伯州綿」が弾けるのを、楽しみに待ちます。
(この写真はシュールな感じで結構好きです♪)

雨が降ったこともありました。

そして、徐々に「伯州綿」が弾け出し・・・。

ようやく、「伯州綿」が弾ける動画の撮影に成功しました!

この段階で、初めて伯州綿の動画を撮影することができました。
長かった~。
ちゃんと撮影できて良かった・・・。
といった具合で、「伯州綿」が弾ける動画を撮影していました♪
まだ「伯州綿生長カレンダー」を見ていない方は、是非、ご覧くださいね。
(※画像量が多いため、読み込む時間が長いです。お茶やお菓子をお供に、ゆっくりとご覧ください。
今後は、もっと見やすく完全をする予定です。m(__)m )

伯州綿の生長カレンダー←こちらから
少し、余談ですが、
動画撮影をしている過程で分かったことは、
「パンッ」と一瞬で白い綿が弾けるのではなく、多くは約2日間をかけて、ゆっくりと弾けること。
天気が悪く、気温が低いときは、弾けない。または、4~5日間をかけて弾けるということでした。

綿が発生する様子は、「弾ける」や「吹き出す」や「裂ける」など様々な表現が使用されています。
皆さんは、どのような表現が似合うと思われますか?
是非、動画で確認してみて下さいネ。(^.^)
「伯州綿生長カレンダー」では、
「種まき」→「発芽」→「開花」→「コットンボール」→「伯州綿の開絮」までが、カレンダーのように一覧になっています。
そのため、栽培の手順(レシピ)としてもご活用いただけます。
来年、プランターで「伯州綿」を育ててみようと思う方は、参考にしていただけますと、幸いです。(^_^;)
今回は、非常に長いブログとなりました。
ここまでお付き合いくださり、有難うございました。
今後とも、宜しくお願い致します。
最後に、こちらは今の畑。
まだ、伯州綿が綺麗に弾けています。♪
では、また!
フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
境港地域おこし協力隊・伯州綿フェイスブック←こちらから

仲里です。
久しぶりのブログ更新です。
もう、冬になり、伯州綿の収穫は終わりを迎えています。
最近の朝は、とっても寒いですね♪

今回の話題は、「伯州綿が弾ける」動画撮影の「裏側」です。(^_^)/
長いブログとなっていますので、しばしの間、お付き合い願います。m(__)m
(是非、お茶などを飲みながら・・・・。)
今年は、5月の種まきから9月下旬の収穫までを、「伯州綿の生長カレンダー」としてWEBにて公開しておりました。
伯州綿の生長カレンダー←こちらから
その作成にあたり、いくつかの目的がありました。
その一つが「伯州綿が弾ける様子を動画に収める。」でした。

今回は動画撮影の「裏側」をご紹介したいと思います。
それでは行ってみましょう!
動画の撮影に慣れていなかったもので、使用する道具や撮影する場所の選定からはじめました。
機材は、カメラ、三脚、長時間の撮影をするための大容量SDカード、アダプタ。
場所は、毎日撮影を行うため、自宅は必須。カメラが雨に濡れない場所。
そういったことを考慮し、このような場所を選定しました!
自宅の隅っこです。(笑)

前置きとしまして、
伯州綿が弾けるまでには段階があります。
花が咲き→コットンボールが実り→伯州綿が弾けます。
まず、前段階として、「開花」で撮影の練習をしようと考えました。
毎日、花が咲きそうな蕾をチェックしていました。
(咲く子は居ねが、咲く子は居ねが・・)

一番最初に咲きそうな蕾を見つけて、毎日観察をしていたのですが、不運な事に、3日間の出張の間に咲き終わっていました。
初花を見逃すとは、非常にショックな出来事でした。

気を取り直して、次の花を探します。
(咲く子は居ねが、咲く子は居ねが・・)
これは咲そうだと思いカメラを設置。
時間は帰宅後の18時頃だったと思います。

カメラの位置とライトの調節、結構手間がかかりました。(^_^;)

花が咲いたのは、次の日の明け方。
最初にしては、良い動画が撮れました!

その後のいくつかの「開花」を撮影。
ここで分かったことは、ほとんどの伯州綿の花は夕方から咲き始め、明け方に完全に開きます。その後当日の夕方には、萎んで枯れていきます。
この間(約12時間)に、受粉が行われているんですね。
ちょっとびっくりです。(^_^;)
虫たちが受粉を手伝っているのか、または自家受粉が行われているのか。(未検証です。)

このような具合で、「開花」の撮影は問題なく終えることが出来ました。
「開花」から伯州綿が弾けるまでの期間で、伯州綿の害虫である「ハマキ虫」を撮影したりと、しばしの練習期間が続きました。

この動画は長く地味ですが、「ハマキ虫」がコミカルに動くので、見ていて楽しいです。(^.^)

徐々に「コットンボール」が大きくなり、もうじき弾けても良いかなと思い、観察をしていました。
(弾ける子は居ねが、弾ける子は居ねが・・)
綿の弾け方が、わからなかったこともあり、これが「弾ける?」あれが「弾ける?」など迷う日々が続きました。

ようやく裂けはじめているコットンボールを見つけました!
最初に花が咲いたものでした。
これも時間は帰宅後の18時頃でした。

意気揚々と「開花」撮影と同じように機材をセット。
これで、完璧と思いながら、撮影を見守ります。

「明日には綺麗な「伯州綿」が見れるかなぁ。」っとソワソワしていました。
30分おきに様子を見に行きました。(伯州綿界のソワリスト((笑)))

就寝時間になってもあまり動きがありませんでした。
朝になっても動きが見れず・・・。
夕方の帰宅後も、動きが見れず・・・。
徐々に、実が開いているのは分かりますが、期待していたのとは全く違いました。

問題は、「日当たり」でした。
今回、撮影した場所は、雨風がしのげる日陰の場所。
「開花」の撮影は、夜から明け方に行われていたので、暗い場所でも問題ありませんでした。

ここで少し考えました。
一般的に「綿」は、気温が高く、乾燥している時に「弾ける」と言われています。
基本的なことを、うっかり忘れていました。
(伯州綿界のウッカリスト)

それで早速、伯州綿を日の当たる場所に移動しました。
自宅の裏庭です。(^_^;)

ここで困ったことは、カメラの保護です。
カメラは長時間直射日光にさらすことはできませんし、外出中に雨が突然降ることもあります。
「カメラをどのようにして雨風から守るか。」と考えた結果、こんな感じになりました!(*_*)

「なに、これ?」
そう、家の中に三脚を立ててしまうという安易な発想。
外から見たらこんな感じ。

窓をちょっと開けて、隙間はビニールテープでカバーします。
これが、アウトかセーフかは、皆様次第です。(^_^;)
(何となくですが、ギリギリアウトですね!)
その時の私は、「これで、完璧!」っと思い、撮影スタート。
それで撮影できたのが、ブレブレの「開絮」動画でした。
「あれ?困ったな。
早回しをすると全く分からない。(^_^;)」
問題は、「風」でした。
後々に分かったことですが、伯州綿は、2,3日かけてゆっくりと弾けます。
そのため、動画にする際は、「早回し」をします。
被写体が、一定の場所にあれば、問題なく、動画の「早回し」が出来ます。
ですが、風の影響により上下左右に動く場合、「早回し」をすると何を撮影したか分からないくらいブレブレの動画になってしまいます。
「早回し動画」としては、完全にアウトでした⤵

「どうやったら、上手く撮影できるかなぁ」と、しばし熟考。
伯州綿が弾ける動画を撮影するには、以下の2点が必須でした。
・太陽の日にあてる。(温める。)
・「コットンボール」が風で動いてはいけない。
うぅ~ん・・・。
以上を踏まえたら、こんな感じになりました!(笑)

園芸用のビニールハウスを購入し、風や雨をしのぐという安易な発想・・・・。
これが、アウトかセーフかは、皆様次第です。(^_^;)
その時の、私は「これで、完璧!」っと思い、撮影スタート。
夜の撮影は、このような感じ。
夏なので、光に虫が集まってきます。(笑)
(想定していた虫の数よりは、少なかったので一安心でした。)

月の光の中、「伯州綿」が弾けるのを、楽しみに待ちます。
(この写真はシュールな感じで結構好きです♪)

雨が降ったこともありました。

そして、徐々に「伯州綿」が弾け出し・・・。

ようやく、「伯州綿」が弾ける動画の撮影に成功しました!

この段階で、初めて伯州綿の動画を撮影することができました。
長かった~。
ちゃんと撮影できて良かった・・・。
といった具合で、「伯州綿」が弾ける動画を撮影していました♪
まだ「伯州綿生長カレンダー」を見ていない方は、是非、ご覧くださいね。
(※画像量が多いため、読み込む時間が長いです。お茶やお菓子をお供に、ゆっくりとご覧ください。
今後は、もっと見やすく完全をする予定です。m(__)m )

伯州綿の生長カレンダー←こちらから
少し、余談ですが、
動画撮影をしている過程で分かったことは、
「パンッ」と一瞬で白い綿が弾けるのではなく、多くは約2日間をかけて、ゆっくりと弾けること。
天気が悪く、気温が低いときは、弾けない。または、4~5日間をかけて弾けるということでした。

綿が発生する様子は、「弾ける」や「吹き出す」や「裂ける」など様々な表現が使用されています。
皆さんは、どのような表現が似合うと思われますか?
是非、動画で確認してみて下さいネ。(^.^)
「伯州綿生長カレンダー」では、
「種まき」→「発芽」→「開花」→「コットンボール」→「伯州綿の開絮」までが、カレンダーのように一覧になっています。
そのため、栽培の手順(レシピ)としてもご活用いただけます。
来年、プランターで「伯州綿」を育ててみようと思う方は、参考にしていただけますと、幸いです。(^_^;)
今回は、非常に長いブログとなりました。
ここまでお付き合いくださり、有難うございました。
今後とも、宜しくお願い致します。
最後に、こちらは今の畑。
まだ、伯州綿が綺麗に弾けています。♪
では、また!
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