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境港市地域おこし協力隊

Author:境港市地域おこし協力隊
 
鳥取県境港市で「地域おこし協力隊」として活動しています。

伝統の特産物 “伯州綿 (はくしゅうめん)” の栽培や商品づくり、販路拡大に取り組み中。

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伯州綿収穫! ~フトコロ綿って何ですか の巻~

こんにちは!
暑さは和らいで来たかなと油断していましたが、
やっぱり、まだ暑いですね!


現在、伯州綿の収穫は始まっています。
マルチシート、防草シートの畑は、中段ぐらいまで綿が弾けています。
それ以外の畑は、下の段がようやく弾けているというような具合です。
と、まぁ近況報告は以上です!

フトコロ綿1


今回は、伯州綿の収穫にまつわる内容を紹介させて下さい。

皆さんは「フトコロ綿」という表現になじみはありますでしょうか?
こちら地域では、綿を収穫する際に、ある綿にはこのような表現をしていたそうです。

フトコロ綿11

ある綿とは、ズバリ 「良質な種が取れる綿」 のことです!
この良質な綿が、来年の種まき用の種となるのです。

「フトコロ綿」=「懐(ふところ)に入れておく大切な綿」ということですね。
一昔前には、収穫をしながら、次期の種を選別していたとのことです。

フトコロ綿8

伯州綿が上手に生長するには、気温や地温、水分など様々な要素が必要です。
それと同時に、良質な種であることも、非常に重要な要素です。


では、どのような綿が「フトコロ綿」として選ばれるのでしょうか?
文献にはこのように表現されています。

次期の種子用として採収する「フトコロ綿」は、棉木の中央部に着生し、吐絮(綿の弾けている状態)が良好であるものが選出される。一般の収穫に先立ち、種棉として採収して種繰を行い、種子用とすることが一般である。

と言うことですね。


通常、綿は下の方からコットンボールがなり、次第に上の方にも実っていきます。
そのため、綿が弾ける順番も下から上へと弾けていきます。

綿木一本の中でも、綿ができる位置により表現が異なるようでして、
下の方は「元吹き」 中段は「中吹き」上部は「末吹き」と呼んだそうです。

フトコロ綿13

この中段にできる綿を「フトコロ綿」と呼んで特別に収穫していたんですね!
是非、皆さんも収穫する時に、「フトコロ綿」を探してみてくださいね。

フトコロ綿10

伯州綿栽培サポーターさんにも、毎年良い種をお配りしていますので、ご安心を!






そしてもう一つ、
綿を収穫する時に、ちょっとでも楽しみを! ということで、こんなのはどうでしょうか?


まずは、二つの写真の違いを見つけてくださいね。


通常、伯州綿が弾けた時は、こんな感じです。

フトコロ綿2

ちょっと違うのはこんな感じです。
違いを見つけられたでしょうか?

フトコロ綿3


そうです。綿の数が違いうんです。
通常3つ、たまに4つ、もっと稀には5つのものあるんですよ!

なんか、四つ葉のクローバーみたいな感じで、見つけられたら良いことの前触れかもしれませんね。

ラッキー・ボーイ! ラッキー・ガール!って感じです。



じつはこの数、弾ける前のコットンボールの時点でもわかります。

3つと

フトコロ綿7 

4つ

フトコロ綿6


綿を収穫する時に、こういったことに注目すると時間を忘れてしまいそうですね。
何となくでも意識をすると、まだまだ発見があるかもしれません!



ということで、Let's Enjoy! 綿収穫!

では、また!


フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
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