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境港市地域おこし協力隊

Author:境港市地域おこし協力隊
 
鳥取県境港市で「地域おこし協力隊」として活動しています。

伝統の特産物 “伯州綿 (はくしゅうめん)” の栽培や商品づくり、販路拡大に取り組み中。

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協力隊・仲里の活動報告です!

こんにちは!

今回は、協力隊・仲里の個人的な活動報告をさせてください!

「伯州綿のシャツ」のオーダーを始めました。
今年の初めから、ゆっくりとですが活動をしております。

シャツブログ1


このご時世にもかかわらず、本当に恐縮ですが、イベントの紹介をさせてください。m(__)m
オーダー会は、今後も定期的に開催予定です。
情勢が落ち着いた時期に、お出かけいただけますと、幸いです。
「ご自身の安全が第一」です!




【 題目 】

「伯州綿オーダーシャツ承り会」at 米子しんまち天満屋

【日時・場所】
日付:令和2年4月12日(日)
時間:10:30~17:00
場所:米子しんまち天満屋(3Fとりくもびいき)
主催:仲里 心平(境港市地域おこし協力隊)

こちらの写真は2月におこなったプレオーダー会の様子です。

シャツブログ2

内容は、
伯州綿の生地を使用したシャツのオーダー会です。
レディース・メンズの両方を用意しています。
当日に採寸を行い、後日、ご希望に合わせて型紙を製作し、相談しながら、オーダーシャツの作成を進めていきます。

シャツブログ5



「オーダー会」と題していますが、オーダーを承ることは、二の次です!(笑)

「伯州綿」について知っていただきたいという思いが強いです。
当日は、オーダー以外にも、適時シャツ縫製の実演も行う予定です。

シャツブログ7

その他にも、
「伯州綿の栽培」から「シャツができるまで」のイラスト展示。
「弓浜半島と伯州綿」についての小パネル展示。
「伯州綿シャツ」のブランドキャラクターの『ユミーとハマー』が、わかり易く(?)説明します。(笑)

ユミーハマー説明画像1
(『ユミーとハマー』 作:Shinpei Nakazato)

そのため、
「伯州綿って何だろう?」「伯州綿について聞いてみよう。」「綿の栽培をしてみたい。」という方でも大歓迎です!お話をしましょう♪

シャツブログ4



仲里個人のWEBサイトを作成しました。
現在は必要最低限の情報を掲載していますが、徐々にアップデートをしていきます!
ご興味がある方は、是非ご覧ください。 `―´)ノ

「伯州綿シャツ」WEBサイト←こちらから
シャツブログ3


オーダー会は、定期的に開催予定ですので、情勢が落ち着いた時期に、お出かけいただけますと、幸いです。
今後とも、よろしくお願いいたします。
「ご自身の安全が第一」です!

シャツブログ6

今後も活動の報告をさせてください!
では、また!

フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
境港地域おこし協力隊・伯州綿フェイスブック←こちらから

新しい協力隊が着任しました!&『伯州綿栽培サポーター募集!』

こんにちは!

さくら満開の新年度、とても嬉しいニュースです♪

サポーター募集9

4月から、2名の新しい協力隊が着任しました!
矢本成年さん(やもとなりとしさん)と、矢本昌子さん(やもとしょうこさん)です!

MrMs.png

鳥取県西部の土地柄に惹かれて、大阪から移住されてきたご夫婦です。( `―´)ノ
これから地域おこし協力隊の活動を通して、もっと地域の魅力を見つけ、発信していきたいとのことです!

さっそく今週から、畑仕事を一緒に行いました。(*^_^*)
着任早々、重い荷物を担いだり、管理機の操作をしたりと、少しハードだったかもしれません。(笑)
私は、お二人の作業姿を拝見し、「全然大丈夫!」って思いました。(*^_^*)
とても心強く思いました♪


MrMs2.png

今後は、それぞれの視点で伯州綿の栽培の様子などをお伝えしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。m(__)m









新しいことを始めるにはもってこいの、この季節♪

「伯州綿」を一緒に育てみませんか?
只今、『伯州綿栽培サポーター』を募集しています!

何か新しいことを始めたいかた、「畑作業は初めて・・」というかたでも大歓迎♪
伝統的資源の「伯州綿」を一緒に育てみませんか?

綿出荷11




「伯州綿栽培サポーター制度」の説明を致します。('ω')ノ
伯州綿事業には欠かせない取り組みです!

「伯州綿栽培サポーター」とは、
境港市農業公社が栽培する「伯州綿」の栽培を支えてもらう方々のことです!
市内の畑で、種まきから収穫まで1年を通して伯州綿の栽培をお願いしています。
収穫された伯州綿は、すべて農業公社が買い取ります。
その後、収穫された綿は、「おくるみ」や「ひざ掛け」となり、境港市内の新生児や、100歳を迎えられた方にプレゼントされています。


それがこちら、

【おくるみ】
子供の元気な成長を願い、麻の葉柄が全面にあしらわれています♪

おくるみ2
綿出荷13



【ひざかけ】

「おくるみ」と比べて、少し厚手の「ひざかけ」は、伯州綿の絵柄が、ちりばめられています♪

ひざ掛け2
綿出荷14

伝統資源である「伯州綿」を新しい世代に繋いでいく、そして懐かしさと愛着を持っていただく、とても素敵な取り組みだと思います♪
自ら育てた「伯州綿」が、地域の方々にプレゼントされていると思うと、非常に嬉しくなりますね。(*^_^*)


少し短めに、伯州綿と栽培について紹介致します。('ω')ノ

伯州綿は、鳥取県西部で江戸時代から栽培されている伝統の「綿」です。
私達が普段の生活で使用する綿製品の原料とは少し違います。

サポーター募集2

伯州綿の見た目は、通常の「綿」に比べて、少し「小ぶり」。
「ふわふわ」「ころころ」「真っ白」といった表現が似合う愛嬌のある日本の「綿」です。

その繊維は「太く短く、弾力性がある。」ことが大きな特徴です。



栽培の流れを説明しますと、
5月に種をまき、9月から11月からにかけて綿が弾け、収穫に至ります。

サポーター募集5

『伯州綿生長カレンダー』←昨年度の伯州綿栽培のカレンダーです。栽培スケジュールも目安として、お役に立てたら、嬉しいです。

大まかな作業内容は、
種まき→間引き→摘芯・追肥→花が咲いて→コットンボールが実り→「伯州綿」収穫!
といった具合です。

ふわふわの「伯州綿」がどのようにしてできるのか、是非、ご自分で確かめてみてください!

サポーター募集7


栽培サポーターは、1畝から始められますので、仕事帰りに「ちょっと畑に寄って帰ろう♪」なんて楽しみ方もできますよ!
(1畝は約20m 幅120cm程です。)

今年度は、マルチシート設置区画を設けました。
畝をマルチシートで覆うので除草作業の負担が少なく初めての方でも参加しやすい区画です。

サポーター募集
(画像は、昨年度の試験区画)


伯州綿の栽培サポーターさんは、ベテランも、初心者もそれぞれの思いで「伯州綿」を育てます。
「収穫量」、「生長過程を楽しむ」、「ストレス発散」、「新しいことにチャレンジ」、「畑での作業は無心になれる。」、「みんなでワイワイ」などなど。
それぞれの楽しみ方で、ふわふわな「伯州綿」を育てましょう!(笑)

綿出荷12

皆さんのご応募をお待ちしております。m(__)m
是非、伯州綿の栽培を一緒に楽しみましょう!

では、また!


「伯州綿栽培サポーター」の申込み期限は、4月17日(金)までです。
申し込み、問合は下記まで、お願い致します。
(一財)境港市農業公社事務局(農政課内)
電話 47-1049/FAX 44-7957/Eメール nosei@city.sakaiminato.lg.jp


フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
境港地域おこし協力隊・伯州綿フェイスブック←こちらから



『伯州綿の糸』の話~できるだけわかり易く♪~


こんにちは!

今期も、伯州綿を糸にするために、紡績機会社に出荷致しました!
ふわふわな伯州綿が収穫できました♪

綿出荷9




今回は、『伯州綿の糸』に焦点を当てた内容となっています。('ω')ノ
そのための2.5部構成です!

(1)・綿出荷のご報告と作業諸々について。

(1)・伯州綿製品と糸について。(ブログのメインです!)

(0.5)・「私」がどうして境港市に移住したのか。(笑)

このたびも、長いブログとなっております。
何卒、よろしくお願いいたします。m(__)m

では、行ってみましょう!




初めての方に向けて~

境港市農業公社では、伯州綿の栽培、製品企画を行っています!('◇')ゞ⤴



最初に、
収穫から製品までの流れを簡単に説明しますと、このようになります。

「伯州綿栽培」(境港市)→「収穫」(境港市)→「紡績工場」(大阪府)→
「製品工場」(日本各地)→「伯州綿製品」完成!(令和二年 現在)

つまり、境港農業公社では、「伯州綿栽培」「綿繰り」の作業までを行います。(^_^)/
順を追ってみていきましょう!



最初は、伯州綿の収穫♪

綿出荷22



綿の収穫が終わったら、水分を飛ばすために天日干しを行います(*^_^*)

綿出荷24



その後、大型の「綿繰り機」を使用し、「綿」と「種」に分けていきます。

綿出荷4

次から次へと、ふわふわな「伯州綿」が、出てきます♪

綿出荷6

触れてみると、ほんのり暖かい(^^♪

綿出荷7


綿摘め作業の時はこのような感じです。
ふわふわな伯州綿を梱包箱にギュツギュツと押し込んでいきます。


綿出荷10



詰めているときにも、伯州綿の弾力が伝わってきます。
「ギュッギュッ。 うむ、うむ。 良し。良し。」

綿出荷26


綺麗に梱包できたら、
「伯州綿」を糸にするために、紡績会社に発送します。
これだけ、並ぶと壮観ですね。( `―´)ノ

綿出荷2


いざ、集荷!
しばしの別れ~( `―´)ノ









はい!
続きまして、境港市の取り組みの一つ、「伯州綿の製品」についての話題です。
(ここがこのブログのメインです!)

境港市(境港市農業公社)では、「おくるみ」や「ひざ掛け」以外にも、「伯州綿」を原料に様々な製品を企画し、商品化しています。
具体的にはブランケット、ベビーマント、タオル、手拭い、バックなどなど。

綿出荷3

これらの製品を製造する前に、当然のことですが、「綿」を「糸」の状態にする必要があります('ω')ノ




さっようやく、ブログのメイン!
伯州綿の「糸」にクローズアップです!

綿出荷27


伯州綿の繊維の特徴は、「太くて短い」そして、「弾力性」です!


通常の綿とどのような違いがあるのでしょうか。

では、伯州綿と外国の綿(アップランド綿)を比較してみましょう。( `ー´)ノ

ワタの実比較2

見た目にも、外国の綿(アップランド綿)に比べて、伯州綿は小ぶりです。
触ってみると、その違いがよくわかります。

伯州綿は、獣毛のような弾力性があり、
それに対して、外国の綿(アップランド綿)は、繊細な柔らかさがあります。

綿の繊維を、電子顕微鏡で比べて見ると、一目瞭然!( ゚Д゚)
はっきりとした、特徴の違いが現れています。

ワタ繊維比較2


ここから、紡績の話に移ります。

実は、伯州綿の繊維の特徴である「太くて短い」ということが、機械紡績を行うこと難しくしているのです。('_')

少し歴史的な話になりますが、伯州綿はもともと、布団や着物の中入れ綿や、弓浜絣の原料である手紬糸として使用されていたため、繊維が短いということは、特に問題ではなく、寧ろ「良さ」として捉えられていました。

綿出荷21

しかし、時代とともに機械紡績が行われるようになり、この特徴が生産には非効率となってしまい、海外から輸入される繊維の長い綿に取って代わられてしまったのです。

綿出荷15

機械紡績の難しさは、以下の理由があります。

機械紡績において、極端に短い繊維は、糸に紡ぐ際に糸切れの原因になるため、機械紡績には向かないのです。
そのため短い繊維は、葉ごみ等と同様に、糸にされていく段階で除外されていきます。
(除外されていく綿は「落ち綿」や「ヨロイ綿」と呼ばれます。)

綿出荷30

機械紡績では、繊維の長さや方向を整え、糸を生産していく作業であるため、極端に短い繊維は除外される対象となってしまいます。
機械紡績において、中長繊維綿(アップランド綿)以上の綿の場合は、約1割がヨロイ綿(落ち綿)となりますが、伯州綿の場合は2~3割程がヨロイ綿(落ち綿)となります。




以上のことから、
機械紡績でまとまった量の糸を生産し、製品加工まで行っている境港市の伯州綿は、とても貴重な存在だと考えています。( `ー´)ノ


現在、機械紡績は、大阪の紡績会社に依頼をしています。
伯州綿を紡績するためには、伯州綿に合わせた細やかな機械の調整など高い技術を必要とします。


工場にお伺いした際に、
「機械調整には、熟練の経験が必要です。」
「伯州綿の糸の調整は、若手職人の育成にも繋がっています。」とおっしゃっていました。

糸にしてくださる紡績会社の方々、毎年有難うございます。m(__)m

綿出荷31








もう少しだけ、ブログは続きます。('_')





この場を借りて、私が境港市の地域おこし協力隊となった経緯を紹介させてください。(^'^)
(後々、私の話から、伯州綿の糸・生地の話につながります。(笑))


ブログでこのようなことを書かせていただくのは、初めてなことです。
少し緊張しますが、よろしくお願いいたします。m(__)m



まず改めて、自己紹介を致します。
私は、仲里心平(なかざと しんぺい)と申します。

経歴簡単に紹介しますと、
大学卒業後→洋裁を学ぶ。→アパレル会社勤務→織物職人→境港市地域おこし協力隊(令和2年現在)



もともと洋服が好きだったことが高じ、洋裁を学び始めます。

以前、私が提案する洋服は、このような感じです。
(過去のことで、とても恥ずかしいですが・・・)

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ご覧いただけるように、シルエットはいたってシンプルです。
生地や素材に拘って、洋服を提案していました。

その後、生地から直接携わり、洋服を提案したいと思い、織物職人の道へ。

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山梨県で、織物の職人として仕事をしていたときに、様々な生地や素材に触れる機会がありました。
その中で、和綿で織られた布に触れる機会がありました。


それは、ストール程の幅で、おそらく手紬糸で織られていたものだと思います。
触れたときは、通常扱っている綿とは違ったので、「なんだろう?この素材は?」と思いました。
ふわっとしたボリュームがあり、何となく優しい雰囲気がしました。
表現が下手ですが、とても新鮮で、魅力的に感じました。

それでようやく和綿というもの存在を知り、和綿の情報を集めていきました。

仕事と平行して、和綿の栽培もおこないました。

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昔、日本では綿が栽培されていこと、関税撤廃を機に外国の綿が輸入され、徐々に和綿は消えていった事。外国の綿(洋綿)は、綿の繊維が長く、機紡績に向いていたこと。機械で織る為には、ある程度の強度が必要であったこと。などなど。
和綿に関する情報を集めていきました。

どんどん思いが強くなり、綿柄の生地も製作してみたり。(笑)

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和綿について調べていくと、
境港市では、「伯州綿」という「和綿」を栽培し、製品加工まで行っている。
ということがわかり、境港市の地域おこし協力隊となりました。


で、現在に至ります。( `ー´)ノ


「伯州綿の糸を使った生地は、どんな生地?」
と聞かれれば、

私は、以下のように表現します。
「ちょっぴり野暮ったいけど、優しい感じ。」

ものすごく感覚的な表現になってしまいましたが、ちょっとだけ小難しい理由を。
和綿の糸は繊維が短いため、糸を強く撚り上げるのは、難しいとされています。
そのため、適度に優しく糸を撚り上げることで、「ふわっとしたボリューム」が生まれます。

私が職人時代に、初めて和綿にふれたときの印象が、私には、とても新鮮に思えました。

そんなこんなで、境港に移住をしてきました!( `ー´)ノ




はいっ!

現在、そんな「伯州綿」を使用した「シャツ」を提案し、少しづつですが活動を始めています。

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先月、米子しんまち天満屋で行った『伯州綿のシャツオーダー会』の様子です。

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これからも精進して参りますので、活動を応援していただけると、非常にうれしいです。





以上で、私の話は終わります。
(伯州綿の糸や生地の話に、つながったと思います・・・。)




今回のブログ作成にあたり、可能な限り、わかりやすく構成をしようと心がけました。
皆さんに、上手く伝わりましたでしょうか。
少しでも『伯州綿の糸』について、ご理解いただけたのであれば、幸いです。



地域おこし協力隊として活動する中で、強く思うことは、
境港市の伯州綿事業の強みは、和綿の糸を安定的に供給できる体制を構築し、多様な製品の生産や量産が可能ということだと思います。
そして、これらの活動は、伯州綿栽培サポーターさんや、綿を糸にしてくださる工場の皆さんらの多くの方々のご尽力のおかげです!

今回は、ブログの構成上、「伯州綿栽培サポーター」さんについての紹介していませんが・・・
「伯州綿」栽培は、伯州綿栽培サポーターさんのおかげで成り立っています!
毎年、本当に有難うございます!
m(__)m

綿出荷11


4月になりましたら「伯州綿栽培サポーター」さんの募集を行います!
その時期になりましら、また改めてブログでお知らせ致します!

では、また!


フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
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収穫体験と伯州綿栽培サポーター交流会!

こんにちは!

「先日、収穫体験と伯州綿サポーター交流会を行いました!」っとお伝えしたかったのですが、なんとイベント当日の朝は、雨、雨、雨・・・。

そのため、畑での収穫体験は中止となりました!
(;'∀')
非常に残念です。


今回は「伯州綿栽培サポーター交流会」の様子をお伝えしたいと思います!


まずは、「始まりの挨拶」です。
足元が悪い中、お集りいただき有難うございます!m(__)m

サポーター交流会では、「紙漉き」、「綿くり」、「おうち作り」を行いました。
それでは、順番に見ていきましょう!

サポータ交流会1



最初に「紙漉き」
伯州綿の木を原料にした「紙漉き」は、以前ブログでも紹介をしていますので、皆さんもご存知ですよね!(笑)
小学校の授業やイベント等でも「紙漉き」体験や実演を行っています。
境港市では、この「綿木の紙」を利用して、「賞状」にする取り組みも行われています。

以前、紙漉きについてまとめたブログはこちらから↓
~伯州紙(仮名)、表彰状になる!の巻~


このたびは、紙がどのようにできるのかを、サポーターの皆さんにも体験していただきました!
('ω')ノ

サポーター交流4

こちらは、綿木を粉砕したパルプ状の「素紙」

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この「素紙」をほぐすように、水に溶かしていきます。
ここがポイントです。
ムラなく混ぜることで、綺麗な紙をつくることができます。

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木枠の方に、「素紙」を流し込んでいきます。
少しずつ揺らしながら、均等にします。
この作業で水分が落ち、「素紙」があわらに浮き出てくるので、「紙」が出来上がるという実感がわいてきます。

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数日、乾かすことで、このような紙が出来上がります!
( *´艸`)

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次に「綿くり」
2種類の「綿くり」を行いました。
「大型機械の綿くり」、「手動の綿くり」の体験をしていただきました。

この大型の綿繰り機は、日本に数台しかないと言われています。('ω')ノ
初めてご覧になる方も多く、皆さん興味深々でした。
写真や動画を取っている方もいらっしゃいました♪

サポーター交流3

作業上の危険な箇所をお伝えして、実際に体験していただきました!
綿を入れたら、「シュッと」吸い込まれていく感じです。

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こちらは、定番「手動の綿繰り機」
子供も大人も、クリクリクリクリ・・・・・・・。
いつまでもやめられない。(*^_^*)

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最後に、紙を使った「おうち作り」
この小さいおうちは、伯州綿の紙で作ったものなんです!

とてもかわいいですね!

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ハサミと糊を使って、みんなで楽しくワイワイガヤガヤ。
時には、お菓子を食べながら、進めていきます。

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実は簡単そうで中々難しいんですよ。
それぞれの個性があふれた「おうち」ができていきます。

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「伯州綿の和紙でおうちを作ろう!」

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最後に、サポーター代表の「岩さん」が挨拶を行い、「交流会」は終了!
2時間ほどの「交流会」でしたが、中々充実した内容だったのではないでしょうか。( *´艸`)

参加してくださった皆さん、有難うございました!
運営側の皆さん、お疲れさまでした!

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午前中に「収穫体験」が行えなかったことが非常に残念ですが、天気はどうしようもないですね。
(;'∀')



中止になってしまった「収穫体験」では、「綿リレー」が行われる予定でした。
最後の最後に
境港市が、毎年行っている「綿リレー」の紹介をさせてください。m(__)m

境港市にお住まいの方々は「赤ちゃんおくるみ」のお話は周知のことかと思います。
イベントをきっかけに伯州綿を知って頂いた方々に、しばしご説明を。

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境港市の伯州綿畑では、毎年、”地域で育った温もりの綿リレー”が行われています!(^^)!

と言いますのは、
境港市は、子育て支援一環として、市内で生まれた新生児に、伯州綿で作られた「おくるみ」を、お祝いの品としてプレゼントしているのです!(・∀・)
そして、赤ちゃん”おくるみ”を受け取った親子は、次に”おくるみ”を受け取る親子のために、種まき・収穫に参加してもらう取り組みを行っています。

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「おくるみ」の原料になる伯州綿は、栽培サポーターや境港市農業公社の方々により、無農薬、有機肥料で大切に育てられているのです。

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このたびは、雨天中止になってしまいましたが、毎年行っている取り組みです。
ですので、今年参加ができなかった方も、来年のご参加を心よりお待ちしております!

毎年、”地域で育った温もりの綿リレー”が、境港市の伯州綿畑行われています。(*^_^*)


では、また!

フェイスブックも更新していますので、お見逃しなく!
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伯州綿の布団で寝てみたい!~布団作り編~

こんにちは!

やっと伯州綿の布団が完成しました!

布団作り37

前回は、伯州綿の綿打ちを紹介しました。
伯州綿の布団で寝てみたい!~綿打ちの巻~

今回は、
「綿打ち」をされて、ふわふわになった伯州綿が、どのようにして布団として出来上がるのかを紹介いたします!!

布団作り36

それでは、さっそく見ていきましょう!

先ずは、綿を包む外側の生地、通称「がわ」と呼ばれています。
今回の「がわ」は、薄手のコットン生地を使用します。

布団1

このたび、お願いしたものは、掛け布団、夏掛け布団、敷布団の3枚セットです。
夏でも、冬でも「伯州綿布団」をつかえるように、少し欲張ってみました。

布団作り32


まずは、綿打ちで出来上がったシート状の伯州綿を敷いて行きます。

布団3

非常に気を使う所だそうで、均等にシートを配置していくことは熟練の技が必要です。

布団4

私も、均等、不均等を確認させていただきましたが、全くわからなかったです。
綿打した直後の伯州綿は、本当にフカフカで、触っている感覚が無かったです。
(恐らく目をつぶって触ったら、綿に触れていることも気が付かないくらいです。)


匠の技でササっと綿を敷き詰めていきます。

角は折り曲げやすいように、少し契ります。

布団5

布団7


端の綿を丁寧に折り曲げて厚さを持たせます。
そうすることで、仕上げのステッチを掛ける際に、布団の厚さが均等になるのだそうです。

布団6



はい! 伯州綿が敷き詰められました!
見た目にもフカフカ、ふわふわですね。

布団8

何度も言いますが、見た目以上にフカフカ、ふわふわなんです!
とても驚きました。

さっ。ここからは早業です。
今思うと、マジックショーのようでした。
何がどうなっているんでしょうか?

これからどうなるのかなぁ~と思っていたら、
いきなり
ビニールシートをバッと広げ、布団をグルグルッ!。

布団9

「がわ」をギュッギュッ。 ひっくり返して、ビニールをシュッ!って感じです。
布団10
布団12

何となくご理解いただけましたでしょうか?

「え!分からない」ですか。
つまり、「バッ。グルグルッ!ギュッギュッ。シュッ!」ということです。
私はこの作業を 「布団のイリュージョン」 だと理解しています。(・∀・)!


布団の角まで伯州綿が満たされるように、ギュッギュッ。
角をパン!パン!

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角まで、きっちりと伯州綿を詰めていきます。

布団15



ここで大型のミシンを使い、中縫いをします。

布団16

布団17

最後の仕上げは、手縫いでチクチク。

布団18


布団を広げて、伯州綿を端まで、いきわたらせる作業に入ります。
写真では少し分かりずらいですが、布団端を少し持ち上げで、下側の生地を指でつまんで弾きます。

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その音は、小さく「ポンっポンっ」という感じで、とても心地よいリズムです。

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このリズムで、ゆっくり丁寧に、布団の端をぐるっと一周。
布団の端を、伯州綿で満たします。

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さっ、布団の全貌が見えてきました!

最後は仕上げです。
掛け布団と敷布団ではそれぞれ仕上げが異なります。

このたびは、掛け布団の仕上げを紹介しますね。(^.^)

掛け布団仕上げは、
端は「ステッチ」。
内側は「和綴じ(わとじ)」でお願いをしました。


最初に、布団の端にステッチを打って行きます。
二人がかりで慎重に作業を行います。

布団23

布団22

はい!これで四方がステッチで囲われました。





お次は「和綴じ」です!

布団作り35

「和綴じ」の機械もこんなに大きいんです。
四方のステッチ掛けが終わったら、内側に「和綴じ(わとじ)」をして行きます。

布団24

こちらも、特殊な巨大なミシンです。
「和綴じ」専用のミシンです。

布団25



次々に「和綴じ」が施されていきます。
一点止めのような感じで、良く座布団等にみられる可愛らしいデザインですね。

機能的デザイン性高い「和綴じ」は、とても素敵なディテールです。


まるで、布団の上で、「田植え」をしている様です。
最後は、手で結び目をギュッとします。

布団26

はい!
伯州綿の布団ができました!
デザイン的にも、とても素敵です。

布団27



写真にはないですが、実はこの場で、出来上がったばかりの布団をかけて寝てみたんです。

「ふわふわだー!」とか言いたかったんですが、何も感じなかったんです。
重さも感じなかったんですよ。
ただ後から、じんわりと暖かさが伝わってくる感じでした。
不思議な感覚でした。(^_^;)

布団28




さっ、今後、伯州綿の布団を使い倒していきますよー。

後程、伯州綿の布団がどんな感じなのか、紹介していきますね。
それには少々のお時間をいただきたく思います!



PS.

伯州綿畑は、5月の種まきに向けて準備中です。
ゴールデン・ウィークを過ぎた頃から、本格的に栽培のスタートです。!(^^)!


布団作り38



ではまた!

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